07日目② マテーラ観光(6/30)

マテーラのあるグラヴィナ渓谷
マテーラのあるグラヴィナ渓谷

 

マテーラにはサッシと呼ばれる洞窟住居や岩石で造られた家々が立ち並び、それらの住居は山や丘に無数に存在しています。その風景はまさに古代ヨーロッパそのもので、イタリアで一番情緒溢れる都市といわれているそうです。

 

ちなみに、このマテーラはイエス・キリストが亡くなるまでの12時間を描いた映画『パッション』のロケ地だそうで、セットを作らなくてもイエス・キリストが生きていた紀元前の街の様子を再現できるとして、このマテーラが選ばれたそうです。特にその雰囲気を色濃く残してるのは、マテーラのサッシ地区。ここは洞窟をくり抜いた家や石造りの家が多く、情緒溢れる街並みとなっていました。

サッシ地区

サッシ地区は中央にドゥオーモがあり、北西側がサッソ・バリサーノ地区、南東側がサッソ・カヴェオーソ地区と呼ばれています。

バリサーノ地区は、住居が不規則に密集して建てられています。

カヴェオーソ地区はすり鉢状の地形に住居が張り付いたように広がっています。

STORICA CASA GROTTA (洞窟住居に入ってみた)

洞窟住居に住んでいた人々はどのような生活を送っていたのでしょう?

 

サンピエトロ・カヴェオーソ教会の隣にあるビコ・ソリタリオにある農民の洞窟住居は、当時の家具、農具、馬具などが展示されていて、当時の質素な生活ぶりが容易に想像できるようわかり易く作られていました。

マテーラの教会群 他

ランチはこの地方の伝統的なパスタ「オレキエッテ」

ナポリへ

昼食後は一路ナポリへ向け、250㎞のバス移動です。昨日の400㎞の移動に比べればたいしたことはありません。東京に置き換えると福島までの移動っていう感じです。食後であるということと、バスの心地よい揺れでしばらくは爆睡していました。(車窓風景)

ホテル ラマダナポリ

今日の歩数は 11,794歩でした。