08:30 ホテル出発 トマールへ(約135km)
【世界遺産】
キリスト教修道院
13:00 ポルトへ(約210km)
16:00 【世界遺産】ポルト歴史地区観光
サンフランシスコ教会
ポートワイン工場
ドンルイス1世橋
19:00 ホテル到着
リスボンからバスで走ること約2時間、トーマルの町に到着しました。
駐車場から世界遺産のキリスト教修道院へは、小さな坂道を15分ほど上ります。
12世紀末にテンプル騎士団により創建され、最初は城塞と聖堂が造られたそうですが、その後400年にわたり増改築を繰り返し、今では多様な様式が混在する修道院となっています。
ポルトガル王はフランスの国王フィリップ4世とバチカンが追放したテンプル騎士団を保護した結果、イベリア半島からイスラム勢力を駆逐することができ、テンプル騎士団が蓄えた海外航海術、国際金融、世界情勢、地図、海軍力などの知識を受け継ぎ大航海時代の歴史を開くことが出来たのです。 まさに、ポルトガルとテンプル騎士団を語るにはトマールのキリスト教修道院を抜きには語ることが出来ないと言われています。
キリスト教修道院を観光した後、私達は市内のレストランで、ポルトガルの名物料理のバカリャウを食べました。バカリャウとはタラ(鱈)の塩漬けの干物、またはそれを用いた料理を指します。スペインではバカラオ、ポルトガルではバカリャウ、イタリアではバッカラと呼ばれています。もともとは海洋航海時の長期保存食として船乗り達の食事だったようです。
バカリャウ料理の調理法は数え切れないくらいあるそうで、バカリャウ料理を食べつくすには軽く1年以上かかると言われているそうです。
ヒョウヒョウはこちらのバカリャウは美味しく頂くことができましたが、キーボーは、味付けが好みでないようで、ちょっとがっかりしていました。味覚は人それぞれですね・・・。
ドウロ川の河口に位置し、ポートワインの積出港として知られるポルトは、リスボンに次ぐポルトガル第二の都市で商業地の中心地。ローマ時代にはポルトゥス・カレ(カレの港)と呼ばれ貿易で栄え、国名の由来にもなりました。15世紀にはポルトで生まれたエンリケ航海王子の海外進出の拠点となり、さらなる発展を遂げます。
ポルトの街は大西洋に面した港と、ポルトを流れるドウロ川上流で栽培される葡萄、そしてポルト対岸ヴィラ・ノヴァ・デ・ガイヤ地区で熟成されるポートワインの輸出で発展してきました。ですから、ドウロ川はポルトには欠かせない風景なのです。
ドン・ルイス1世橋は道路・鉄道併用橋で、ポルトの中心部とヴィラ・ノヴァ・デ・ガイヤ地区を結んでいます。川に浮かぶ木造船(ラベーロ)や両岸の丘を家が登っていくように建っているのは、なかなか絵になる風景です。
サンデマンはシェリーとワインの老舗。トレードマークも「マントの男のシルエット」はドン。彼が羽織っているのはポルトガルの学生マント。コルトバ帽を被って、手に持つのは赤いポートワインのグラスである。
サン・ベント駅は、1990年に建てられたポルトを代表する重厚な趣の鉄道駅である。
見所は構内の壁を飾る約2万枚のアズレージョ。ジョルジュ・コラコによって製作されたものらしい。
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