07日目① アルベロベッロ観光 (6/30)

今日の行程

08:00 ホテル発 

 

    アルベロベッロ観光【世界遺産】

 

09:30 マテーラへ移動(約80㎞)

 

11:00 マテーラ観光【世界遺産】

    洞窟住居

 

13:00 ナポリへ移動(約250㎞)

 

17:00 ホテル着(ラマダナポリ)

アルベロベッロ観光

今日も良い天気。もう7日目になるがいまだ「傘」いらず。雨は一時的に降ったが丁度バス移動中の降雨だった。本当にラッキーである。

さて、朝一番の観光は、ホテルから徒歩でいける「アルベロベッロのトゥルッリ」だ。

アルベロベッロはジャンジローラモ広場を中心に「アイアピッコラ地区」、「モンティ地区」そして「新市街」と大きく別けると3カ所の見所があり、地元ガイドさんの案内で効率的に回ることができました。朝一の観光なので観光客も少なく、ゆったりと観光できました。

元々は税金対策だったトゥルッリ

トゥルッリ自体はプ~リア州中部丘陵地帯の町々に数多くあるらしいが、町の中心街にトゥルッリが林立している町はアルベロベッロのみ。

トゥルッリは円錐形の屋根に白い壁のこの地方独特の建物です。いつでも壊すことができるように、モルタルを一切使わずに石を積み上げて造られています。

 

17世紀のこの地の領主ジャンジローラモ・アックアヴィーヴァ領主がナポリ王に支払う住民税を何とか節税しようと画策。税務査察官の厳しいチェックを逃れるために、住民に対して石を崩せば簡単に解体できるトゥルッリ以外の住居を作ることを禁じました。まるでおとぎ話のようなかわいらしいトゥルッリは、実は税金対策によって生まれたんですね。

アイアピッコラ地区のトゥルッリ

400軒のトゥルッリがならび、そのほとんどが住居として利用されています。

モンティ地区のトゥルッリ

1000軒ものトゥルッリが並ぶ地区。お土産屋さんやレストランが多いエリアです。こちらも早い時間のためか観光客も少なくのんびりと観光できました。

セピア色の町 マテーラへ