08:30 ホテル出発 コルドバ観光へ
【世界遺産】メスキータ
【世界遺産】花の小径
11:00 その後 セビリアへ(約142km)
14:30 セビリア市内観光
【世界遺産】カテドラル
【世界遺産】アルカサル
【世界遺産】旧ユダヤ人街
17:00 ホテル到着
かつてはイスラム王朝後ウマイヤ朝の首都として栄えたコルドバ。ヨーロッパにおけるイスラム文化の中心として栄え、メスキータを中心とする歴史地区は世界遺産にも登録されている。このメスキータはモスクの中にキリスト教時代に建てられた礼拝堂も混在し、西洋と東洋の美の融合、アンダルシアならではの歴史を感じることができる。
メスキータは「モスク」(ひざまずく場所)、ムスリム(回教徒)の礼拝堂の意味で、スペインに現存する唯一の大モスクである。メスキータは大きく3つの構成要素からなる。アミナールと呼ばれる回教寺院の「塔」と、現在はオレンジのパティオと呼ばれ、礼拝者が体を清めるための沐浴を行う清めの「庭」。そして無数の柱が森のように広がる祈りの場「礼拝の間」である。
堅牢な石垣に守られた免罪の門から中に入ると、96本のオレンジの木が整然と植えられた「オレンジのパティオ」が広がっている。この場所は、かつてイスラムの礼拝者が体を清めるための沐浴を行う「禊(みそぎ)の庭」でした。
メスキータの北側には、かつてのイスラム経済を支えたユダヤ人たちが築いた迷路のような道が入組んだユダヤ人街があり、白壁に花を飾る独特の風が画美しい。各家には、アンダルシアの暑い夏を快適に過ごすため、噴水のある中庭パティオが設けられている。
メスキータ、花の小径などコルドバ観光を終えた後、バスで約140Kmほど離れたセビリアに向かった。セビリアはアンダルシア州の州都で人口は約70万人でスペイン第4位の都市で、名所として、セビリア大聖堂(カテドラル)、アルカサル、ヒラルダの塔、スペイン広場などがある。セビリアの夏は 「スペインのフライパン」と呼ばれるほど酷暑となるそうだ。
セルビアのカテドラル(大聖堂)はセルビアを代表する建物で世界遺産に登録されている。
その大きさは、ローマのサン・ピエトロ大聖堂、ロンドンのセント・ポール寺院に次ぐ規模だそうです。
カトリックの聖地カテドラルと、イスラム教のメッカ、モスクがミックスした不思議なカテドラル。スペインがイスラム教徒に支配されていた長い歴史に基づくもので、セビリアがイスラムに支配されていた12世紀に造られたモスクの場所にカトリックが征服した15世紀にカテドラルを建設したものである。ゴシック様式の重厚な建築物の中に、モスクの塔(ミナレット)だったヒラルダの塔や、オレンジの中庭と呼ばれる中庭を囲むアーチなどにイスラム文化の名残りが見られた。
1929年にセビリアで開催された万国博覧会「イベロ・アメリカ博覧会」の会場施設として造られたもの。パビリオンとして建てられた広場内の建物はアンダルシア地方の典型的な建築様式であるムデハル様式を取り入れたもので、両翼に半円形に伸びる回廊と、スペイン各県の歴史的出来事を描写した壁面タイルが特徴である。
ここは「アラビアのロレンス」や「スター・ウォーズエピソード2」の映画ロケ地として使用されたそうです。・・・なるほど・・・。
私達が訪ねた時は雨が少ない地域であるはずなのに、バケツをひっくりj返したような豪雨に見舞われスペイン広場の建物内に一時避難。目の前の広場には雨水が滝のように流れていましたが、15分ほどで雨はあがり、今度はまぶしいような青空と虹が広がりました。
アルカサルはスペイン王室の宮殿で14世紀、ペドロ1世の命によりイスラム宮殿の跡地にムデハル様式で建設が始めらた。グラナダのアルハンブラ宮殿を意識した構造になっている。その後15~16世紀にも増築されたため、ゴシックやルネサンスなどの様式も混じっている。1987年に世界遺産に登録された。
私達は残念ながらアルカサルの内部まで観光する時間はなく、入り口の写真をちょっとだけとることしか出来なかった。
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