パロ・ベルデでは残念ながら「鳥の山」を見ることはできなかったが、「洗濯物の山」は片付いた。さすが熱帯乾燥林地帯である。コスタリカは湿度が高いエリアが多いので、洗濯するのであれば熱帯乾燥林地帯はお勧めである。しかし、温水を扱う場合は感電にはくれぐれも注意。
朝食後、ズグロハゲコウが名残惜しいので、もう一度見てからモンテベルデに向かうこととした。
すると、昨日は親鳥1羽+雛3羽の4羽だったが、今朝は5羽になっていた。おそらく昨日は餌を捕りにいっていた父鳥が戻ってきたのだろう。
しばらく観察し、この幸せな光景を目に焼きつけてモンテベルデに向かった。
モンテベルデの中心地はさすが観光地、オシャレなお店や大きなホテルが目立つ。
私たちが泊まるホテルは、街中からは遠いトラップ・ファミリー・ロッジである。
このホテルからモンテベルデ国立公園やバタフライガーデンまで歩いていける距離。
中心街と比べると自然度がまったく違う。私たちはこのエリアを「奥モンテベルデ」と勝手に名づけた。
日本で言えば日光と奥日光、那須と奥那須の違いといった感じ。
運がよければ部屋からケツァールが見れることもあるそうだ。
大自然を求めての旅なので、便利で賑やかな街中よりも、静かなところで、部屋から鳥を眺めることができるホテルを選んで大正解だった。車や人の少ない宿は心身寛げる。
ホテルから歩いてすぐのところにある、ハミングバードギャラリーに行ってみた。
ここは観光客向けに自然のハチドリを餌付けしているところ。
可愛らしいハチドリ達がフィダーの周りを舞い、細いクチバシを小さな穴に上手に入れ、蜜を吸っては羽音をブーンと鳴らしながら蜂のように飛び去る姿を簡単に観察できるということで、ここに立ち寄る観光客は多い。当然、団体ツアー客を乗せたバスが到着すると、激混みになるが、団体さんは長居してもせいぜい30分位、そのうち空いてくる。
私たちは90分位いただろうか?色々な種類のハチドリが飛んでくるので、見たハチドリの種類を覚えておくのは至難の業である。あたり構わず飛び回る上、似たような色、光の当たり方によって変わる色、種を特定するのは大変である。
つくづく「バーダーってこんなに大変なんだー」と思った。
↓ハミングバードギャラリーの写真と動画
19時からコスタリカに棲息するカエルを観察できる施設「カエル館」に行ってみた。
昼間も開園しているが、昼間はカエルさん達は就寝中であまり見られないので、いくなら閉館90分前位に行くと良いだろう。
この一帯に棲むカエルは、赤目アマガエルや矢毒ガエルなど特徴のある個体が多い。
ここは、それらのカエルの生態系をそのまま水槽に移し、専属ガイドがグループ毎にその不思議な生態などについて説明してくれる。ガイドの説明言語は英語またはスペイン語で客が選択することができる。 で、私たちはどちらでもOK。 だってどっちもわからないもんね~!
説明を聞くより現物を見たほうが絶対に印象に残る・・。百聞は一見にしかず。
ここで驚いたのは、
一つはガイドがカエル達と話せること。これには恐れ入った。
ガイドがなにやら口ずさむと、岩場の影や葉裏にひっそり隠れていたカエルが寄ってくるのである。
二つ目は、隠れているカエルを懐中電灯ですぐ指せる技。これもすごい。
カエルの他、ゾウカブトムシ、プラチナコガネムシ、モフフォ蝶の標本なども展示してあった。
ここはあまりお勧めスポットでないと聞くが、面白かった上に勉強になった。
夕食はモンテベルデでそこそこ美味しいといわれているイタリア料理店に出かけた。
シーフードピザ、牛肉料理、豚肉料理をとり4人でシエア。味はそこそこ美味しかった。
いよいよ明日ははキャノピーだ。
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