03日目② カゼルタ観光(6/26)
優雅な宮廷文化を伝える緑あふれる世界遺産の町 カゼルダ
ナポリから内陸に33㎞、肥沃な平野にあるカゼルダ王宮は、1780年に完成したナポリ王カルロ7世（後のスペイン王カルロス3世）が建設を命じた宮殿。1200以上の部屋と120ヘクタールの大規模な建造物は、パリのヴェルサイユ宮殿を参考に建設されたそうだ。現在は、市民の憩の広場として大切にされている。
カゼルダ庭園
カゼルタの王宮の一番の見どころはその広大な庭園。庭園の真ん中にカナローネと呼ばれる大水路が宮殿の裏側のファザードから一直線に3㎞に渡って走っている。この水路には様々な噴水と彫刻が設けられていて、最後は80mの滝で締めくくられているそうですが、私たちは弾丸ツアー。残念ながらそのクライマックスは、時間がなく見ることが出来ませんでした。
2時間ほど優雅な宮廷文化に触れ、手入れが行き届いている草木の香りを楽しみ、一番大事な用をたしたのち、私たちはシチリア島に渡るフェリーの乗船時間に間に合うように、ナポリ港へと向かいました。
船に乗船するまでの今日の歩数は 8,224歩でした。
ナポリ港からシチリア島パレルモまでフェリーの旅
バスがナポリの海岸通りにさしかかると、左手にビルのよな巨大な客船が見えてきた。「あっ、あの船かな～。」「あれだあれだ、船腹にSNAVと書いてあるー。」
さすが30000ｔ級の客船。芦ノ湖や猪苗代湖などの観光船とは規模が違う。
ナポリ～パレルモ間は毎晩Tirrenia海運社（20:15発）、SNAV社（20:00発）の大型カーフェリーが就航している。私たちの旅程表には20:00発とあったのでSNAV社利用ということが事前にわかっていた。
