4/11 テノリオ国立公園 セレステ川トレッキング

昨晩、部屋のベタンダから星の瞬きと蛍とヒカリコメツキの光が織り成す天然イルミネーションを楽しんだ。何億光年もの彼方からやってくる光と、はかない命から放たれる光の合体ショーは、めったに見られるものではない。コスタリカに来て本当に良かった。

 

今日も晴天のようだ。予定ではロッジから車で片道2時間位のところにあるテノリオ国立公園に向かう。そこには不思議な川があるらしい。その場所は「リオ・セレステ」といい二つの川が合流すると、透明だった川の水が瞬時にセレステ色(水色)に変わるという。またこの不思議の川のそばには、フランスにおいて2012年度世界一の滝に選ばれたリオセレステの滝がある。ここを訪問する場合、現地周辺にここしばらく大雨が降っていないことを確認することを忘れてはいけない。大雨後は増水し茶色の川・滝しか見えないのである。

つまりここは、雨季の季節は誰もいかないレアな観光地なのである。

 

(地球の果てまで行ってQ取材班も当地を訪れており、初回は雨で撮影できずに再度リベンジして撮影したそうだ)

 

私たちはその神秘的な滝を見るためにテノリオ国立公園に入り、往復8㎞の半日トレッキングに挑戦した。

 

トレッキングコースは一部アップダウンが厳しいところがあるが、ゆっくり進めば老若男女だれでも行くことができる。ここでの注意点は季節によって「虫」が多いので、虫除けは必須である。刺されるとチクッとする蚊のような虫がいて、こいつに指されると腫れることがあるらしい。

 

私たちは、セレステ川トレッキングでマイナスイオンを十分に浴ることができた。

 

トレッキングの写真・動画 ↓

川色が変化する瞬間 (リオ・セレステ)

テノリオ国立公園を流れるセレステ川は、テノリオ火山から流れ込む鉄分を含む川と硫黄分を含む川が合流することで混ざり合い、化学反応を起こして水色になっている。

2012年度 世界一美しい滝に選ばれた「リオ・セレステの滝」